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「儲かるのか」と言われると「ぼちぼちでんな」といったところかと思います。
 手間がかかりリスクもあるわりに金額は安いところがあります。 
目に見えるものは空き家なので、あまり多くの対価をもらいにくいところはあります。
 ただ「マーケットがあるのか」というふうに解釈すると「大いにありまっせ」
と言えます。先日国交省から発表された「中古住宅トータルリフォームプラン」でも
紹介されています。
http://www.mlit.go.jp/common/000205676.pdf 
国は住宅ストックの活用に大きく舵を切ってきています。

そこで考えてるのは、もっともっと空き家物件を紹介したらいいんじゃないか
という事です。多くの人が既存ストックに関心を持てば、話題にもなるし
良い悪いの評価もでててくると思います。リノベーションを仕事にする
人達が増えれば、これをサポートするサービスも出てくると思います。
 こうして集まった人達が少しずつ力を出し合えば、結構いい経済が
回るんじゃないかと思います。そんな実感が持てる瞬間もたまにあったり
しています。という事で、自分が儲かる状況になる事を思い描きつつ今は
物件を紹介しています。

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空き家はいくら位で借りれるのでしょうか?
昔は立派な佇まいだったのだから結構高いのでしょうか。
もう古くて住めそうにないから安く貸してくれるのでしょうか。
実はこの答えは「みなさんならいくらで借りてくれますか?」から来ていたりします。
借りる人の顔を見て、使い方を聞いてそれから値段を設定したりしています。

「なんだ、それじゃぼったくりじゃないか」と言わないでください。
実は空き家で大家さんが放置しているような物件は、そもそも市場がないのです。
貸しても借りてもいないとろでは相場価格なんてありません。
だから借りる人次第で、その人が継続していける位の価格に落着きやすいのです。
それ以外にもちろん立地や間取り、築年数なんかも考慮します。
改修工事で建物価値を高めたりまちを元気にしてくれる人にはいい査定にもなります。
ちなみに、門前界隈で紹介している物件は一戸建で5万前後が多いと思います。

建物によって向いている用途や活用方法があります。
「住むには狭いけどかわいい雑貨屋さんならピッタリだよね」といった感じです。
テナントさんをイメージ通りにマッチングできると、物件との相性がよく家賃も安くすみます。
片思いで無理な使い方をすると、お金もかかり「こんなはずじゃなかった」ということになります。
希望を伝えたあとは経験ある仲人さんのすすめで決めていったほうが意外とうまくいくようです。



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「空き家を探しにくる人ってどんな人達なんですか?」
という質問を受けます。
入居者を受け入れる大家さんやまちの人達は
関心があると思いますし、
空き店舗を抱えている商店街さんなんかは
ターゲットに興味があるかと思います。

空き家見学会に参加された学生さんがまとめた
アンケートなどもあるようですが、
問合せ実績からの感覚的な属性を紹介したいと思います。

まず年齢層は、20代から30代が中心です。
ただ他の年代もまんべんなくいて、大きな特徴はないかと思います。

男女比は6:4で女性が多いと思います。
女性の方が決断力・行動力があるのでしょうか。
情報収集や資金的な準備もしっかりしている感じです。

居住地は市内近隣は少ないようです。
長野市外からきたり、長野が好きで県外からわざわざ
探しにきたかたも多いです。

職業がもっとも特徴が出ていて、次のような人達がいます。。
これから独立して自分のお店や事務所を持ちたい人。
仕事と生活とを切り離さず、少ない稼ぎでも暮らしを楽しみたい人。
地域とのとながりをもちたい人。などです。

立地や間取りに関しては、イメージはあっても物件次第のようです。
何件か見ていく中で、出会って一目で決めるパターンが多いです。
他の不動産では重要な設備は最低限使えればあまり気にしない人が多いです。

こうしてみると、選ぶ基準が一人一人違っていて
主観的なものになります。
一緒に歩いて見学し、まちや建物や暮らしについて
いろんな話をしてみないといい紹介ができないと思います。
そうした事から、できるだけ物件を用意して
空き家見学会に参加してもらうように奨めています。




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「なぜ空き家を紹介し始めたのですか」という質問をよく受けます。
空き家はそもそも古くて使えないものだから誰も相手にしないんじゃないか。
どこにあるかもわからないし、そもそも探している人がいるのか。
どこの不動産屋だって紹介していないのに何故ですかというものです。

今となっては毎日当たり前のように空き家を紹介しているので
改めて聞かれると何故と言われても即答に困りますが、
始めるまでにはいろいろな事を考えてきました。
そこで出た結論としてこれを仕事として取組むことに決めました。

当時、新聞などで全国に空き家が増えている事が取り上げられていました。
若い人は都会や郊外に移り住み、後とりがいなく家が余ってきている。
商店街で商売をしていたけど今は大型店舗やネット販売になって店を閉めている。
立地もよくまだ住めるはずのこうした建物が空き家として増えているのです。

空いているのであれば売却したり解体すればいいと思いますがそうでもないようです。
お金をかけてまで直して貸すのは大変だ。
ご近所の目もあるし、建物に思い出や愛着もあるので誰でもいいわけではない。
こうしてまだ価値のあるものが使われることなく空いていくのです。

その一方で、若い人達の住宅事情は相変わらず満足はしてきていません。
郊外にやっとローンを組んで新築を建てるものの、返済に追われ子供には相続できない。
設備も新しく見た目はきれいだが、10数年もすれば流行遅れになり手入れもできない。
ご近所づきあいがなくお店もなくて孤立する。

そうしたニーズを反映してか、中古住宅や賃貸住宅を自分なりにうまく手入れして
住む動きが始まってきました。
マンションをスケルトンにして新築同様に造り変えたり、店舗だった建物を
住居にしてみたり。
リノベーションとよばれるこうした事例が若い世代を中心に増え、雑誌などで
取り上げられてきました。

片や空き家がストックとして増加してきていてそのままになっている。
片や新しく住まいを所有することにかつての価値がなくなってきている。
むしろ積極的に空き家を活用しより安く自由に住まいが手に入れば楽しいのではないか。
こうした状況のなかから、空き家を探しだしてきて紹介してみようと思ったわけです。




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空き家を紹介する仕事をしているので、
その関係でいろんな「空き家」がテーマの集まりに顔を出しています。

地元では「門前暮らしのすすめ」で空き家見学会を開催し、
面白い物件をいくつも入居希望者に案内しています。

中山間地域では過疎化が進み古民家が空き家になっいる状況の視察に
呼ばれたりします。

東京では「空き地空き家研究会」という会に参加し、
世界の空き地政策や日本の空き家事情について研究を行っています。

「空き家バンク」といった活動も各自治体や商店街で
取組まれているようです。

いろんな会合の中では大概「空き家」は問題として扱われ、
高齢化の問題や空洞化の話として議論されたりしています。

「家や暮らし」の話よりも「人口や街づくり」の話になりがちで、
困ったなーで終わるのが関の山です。

そんな中でMYROOMだけは空き家を見つけて紹介し仕事にしているので
かなり特異な存在でいます。

珍しがられては声を掛けられいろいろ質問を受けたりしますが、
多く受ける質問は決まってきています。
それはこんな質問です。

Q、どうして空き家を紹介しているのか?
Q、どんな人が空き家を探しに来るのか?
Q、空き家はいくら位で借りれるのか?
Q、空き家を紹介して儲かるのか?

次回以降、この質問に一つずつ応えていってみたいと思います。

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